企業が限られた人材で発展を遂げるためには、マネジメント層の組織管理力や人材育成のスキルを戦略的に伸ばす必要があります。JMAM 日本能率協会マネジメントセンターでは、「管理者基本コース」を設置。「部下を育てながら目標を完遂する」ための管理者としての考え方・行動を学ぶことで、管理者としての「軸」を作っていきます。「マネジメントの基本を習得したい」「新任管理者としての拠りどころを作りたい」と考えている方向けのコースです。
「管理者基本コース」では、着実に成果を残すために仕事の基本を改めて学習し、自分の強化ポイントを知る実践的なプログラムを実施します。目標は、部下を育成する一方で他部門を巻き込みながら組織の目標をやり遂げること。業務の側面と人の側面の両面からバランスよくアプローチする手法を学びます。また目標達成と部下育成は全く別々のものではなく、重なり合う部分があることも学習。リアルな2日間のケーススタディでは、組織のプロフィールが詳細に設定された架空の会社が舞台の一貫したストーリーを通して、自分のクセや課題に気づく機会を設けます。さらに自分の現状をインタビューし合って、振り返ります。得られた気づきを統合して、管理者としての自信と自覚を身につけます。
「仕事の記録」を3週間記入するという事前課題を通して、自分が業務を進める上でのクセをあらかじめ把握できます。その上で研修を受けることで、自分の課題に明確に気づくことが可能。
研修では、目標達成や部下育成など管理者の基本を学び、客観的な判断や分析に対するフィードバックを受け、今後どのように行動するかという自己開発計画を立てます。研修後、職場で計画を元に自分の行動を振り返りながら考え方や行動を変えていくことで、管理者としての行動変容につなげます。
「自社の優先課題」にあわせて選ぶ
後悔しないマネジメント研修会社
3選
導入したのは生産マイスターベーシック級コース。同社は共通言語をもった世代層を育成するために、新人全員や若手社員を対象に通信教育「生産マイスターベーシック級コース」を導入し、人材教育の本格的な底上げに取り組みました。新人や若手社員を中心に生産マイスターコースを受け、知識を共有して正確なコミュニケーションのとれる世代層が育ってくれば、多様な人材の層の厚みも生まれ、会社全体のプロジェクトも積極的に推進できるようになるというのが狙いです。
感想を聞いてみたところ「実務に直結していて実践的であり、しかも文字ばかりでなく図表で解説されていてわかりやすい。また、カレーライスの作り方(図1)など、身近な事例をあげて説明されているので、理解しやすい」との回答が返ってきました。受講者の中には、ベーシック級コースをわずか1カ月で修了したやる気のある社員も出ているとのこと。今後、その学習成果をそれぞれの職場の仕事にどう生かしていくかが重要になります。
同社では、総合職の約3分の1を占める管理職の能力アップを目的として、JMAMの「アセスメントセンター 面談演習」と「マネジメント・ダイアローグ研修」を実施。総合職の3分の1近くが管理職層になりますが、人事総務部として、将来の会社を支える管理職層の強化が急務ととらえていました。そこで、2017年から知識レベルやスキルの底上げを図るために、管理職を対象とした研修をスタートしました。もちろん、以前から社内研修は行っていたのですが、なかなか研修の成果が見えず、緊張感が高まらないなど、課題も強く感じていたことから、今回のJMAMの個人アセスメントに基づいた研修を導入したのです。アセスメントの結果報告書は、研修時に全員にフィードバックしました。すると「思っていたよりも、いい評価だった」とか、逆に「もっとできると思っていたのに、こんな面があったのか」といった感想が聞かれました。一人ひとりが良い面、悪い面をそれぞれ目の当たりにし、気づきを得ることができたと思います。人事総務部としては、この分析シートを人事データとして活用し、スコアの低い人ついては優先的に面談を実施するなど、今後の施策に活かしていこうと思っています。
JMAM 日本能率協会マネジメントセンターは、人材育成・手帳・出版の3分野でより良い未来を支援します。人は育てるものではなく育つもの。人が自ら成長する環境を整え、成長を願うすべての人に寄り添って支えます。具体的には研修、通信教育、アセスメント、公開セミナー、定額制サービスなどを実施。手帳は国内生産で妥協のない品質のものを提供します。出版は子供からシニアまでわかりやすく読める書籍を幅広いジャンルで用意しています。
所在地 | 本社 〒103-6009 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー |
---|---|
電話番号 | 03-6362-4800 (代表) |
公式URL | https://www.jmam.co.jp/ |
マネジメント研修会社は、カスタマイズ型研修・パッケージ型研修・オンデマンド型研修がありますが、それぞれの会社で得意な研修形態が異なります。また、実施する研修形態や内容により、かかる予算も研修実施までの手間もさまざま。自社の状況に照らし合わせて会社を選ぶことで、後悔のないマネジメント研修を実施できるでしょう。
メリット
注意点
選定基準:Google検索にて「マネジメント研修」と検索したときに表示される、マネジメント研修を行っている44社を調査。その中でも以下の要件に沿ってそれぞれ紹介しています。(2021年11月調査時点)
カスタマイズ...カスタマイズ研修を行っている中で行動定着率80%以上を唯一示している。
パッケージ...パッケージ研修を行っている中でマネジメント研修の種類が最も多い。
オンデマンド...オンデマンド研修を行っている中で、定額制研修の月額が最も安価。